私が読書にのめり込んだキッカケ

野球部での監督経験が、読書にのめり込むきっかけを与えてくれた

私が読書に本格的にのめり込んだのは、大学3年生のとき。
自分で1から考えるより、先人の苦労や経験を学ぶことが、短い人生を過ごす上で有意義だと思うようになったキッカケがありました。

当時、大学の野球サークルで、私は主将兼監督に就任しました。

小学校1年生から15年間、野球をやってきた中で、主将の経験はありましたが、監督の経験はありませんでした。そこで、引退までにチームを勝たせることができる監督になるためには、あまりにも考えることが多過ぎて、1から自分で経験するのでは間に合わないと思いました。

そんなとき、本棚にたまたまあった野村克也さんの本から、「監督とはなにか」を学び始めました。
気が付けば、野村克也さん、栗山英樹さん、大阪桐蔭西谷監督、花巻東佐々木監督等、ほとんどの野球監督の本を読み漁りました。
「自分だけの人生では経験できないことが、たった1000円ちょっとで学ぶことができるんだ!」と思い、読書の有用性を再認識しました。

また、監督業をやっていく中で、色んな悩みにぶつかり、その度に本を読んで勉強しました。
例えば、
・勝つための最適戦術を学ぶために、セイバーメトリクス(野球統計学)を勉強
・選手がより成長できるために、コーチングの方法や効率的な練習方法を勉強
・チームの走力を上げるために、足を速くする方法を勉強
・多くの人数の組織をまとめるために、マネジメントの勉強
・自分のやりたいことを伝えるために、伝え方の勉強
・選手のコンディションを良くするために、トレーニング論や栄養学の勉強
・選手を集めるための、SNSの活用方法やマーケティングの勉強
・頼れるリーダーになるために、リーダー論の勉強
など、悩みにぶつかる度に本屋に行き、片っ端から本を読みました。最終的に、悩みの9割は読書で解決する事ができ、読書の面白さも再認識することができました。

結果として、チームは当初の目標を達成することができました。(もちろん、みんなの努力や運が良かったなど、私一人の力では決してありません。)

以上、私が読書にのめり込んだキッカケでした。

【まとめ】
・監督業の経験が、私に読書の有用性と面白さを与えてくれた
・悩みの9割は読書で解決できる
・読書を通じて、過去の人たちの失敗や経験を1000円で学ぶことができる(安い!)

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