私がアクチュアリーになった理由③

理系を活かせるから

私は早稲田大学の基幹理工学部応用数理学科出身(学部卒)です。就職活動を始めるにあたって、「高い学費を払って理工学部を卒業したのに、理系の力を使わないのはもったいない。」「文系の人と同じ土俵に立ちたくない。」というサンクコスト的な発想で、「理系を活かした職業にしたい」と考えていました。

また、就職活動を始めた当時は、特に興味のある業界がなかったので、「やりたいこと」を軸に、就職先を考えることができませんでした。なので、「できること」を軸に考えようと思い、数理的な素養を活かすことで差別化を図れる職業があったらいいなと思いました。

そういった中で、大学3年生の6月ごろに「数学 職業」とGoogle検索をして、アクチュアリーという職業に初めて出会いました。

色々調べていくと、数学の素養を活かせる職業という面で、アクチュアリーは、私にとって魅力的に見えました。

事実、アクチュアリー試験の1次試験では数学の素養を存分に発揮することができたと思います。特に、Σ計算や微分積分などに苦労をする必要がなかったことが、今振り返ると試験突破をするうえで、大きかったと思います。

また、アクチュアリー業務の中でも、プログラミングの知識が必要とされたり、生保数理の理解度が仕事に直結するなど、数理的な素養がなければできない仕事にも多く携わることができました。

別の職業でも理系としての能力は活用できると思いますが、アクチュアリーとして、理系的素養を存分に活かすことができてよかったなと今振り返っても思います。

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